外反母趾のあれこれ

外反母趾の基礎

外反母趾は、足の親指の付け根が飛び出して、親指が内側(小指側)へ曲がってくる病気ですが、正常な状態でも親指は5度から10度くらいは曲がっているものです。
それが15度以上だと外反母趾だとされています。
軽症の場合は15度から20度で、20度以上になると重症となります。
外反母趾になると、飛び出してい親指の付け根が靴に当たり、腫れてしまって激痛を伴う場合もあります。
外反母趾の症状が軽い場合なら、ハイヒールやきつい靴を脱げば一時的に痛みがやわらぎます。
しかし、一度外反母趾になってしまうと、痛みが治まったからと適切な治療をせずに放置しておくと、年配になってから変形が酷くなったりして、痛みも再発する可能性がでてきますので、大したことはないと軽視してはいけません。
外反母趾は重症になると、親指以外の指も外側へ曲がってしまいます。
しかも、頭痛や腰痛なのど二次的な障害も引き起こされて、日常生活に支障をきたすようになってしまいます。
そうならないためにも、外反母趾に気がついたら早めに治療を行なうようにしましょう。

外反母趾は女性に多い

外反母趾は特に女性に多い現代病の1つです。
男性が1に対して女性は10という比率からみても、男性よりも女性の方が圧倒的に外反母趾になりやすいということが分かります。
女性の靴は、足先を保護する機能が低い、ファッション性を重視したものが多く、そのような靴を選んでしまうことが、女性に外反母趾が多いとされる原因となっていますが、そのような靴を履いた事のない人たちのデータを見てみても、男性よりも女性の方が外反母趾になりやすいと証明されています。
女性が外反母趾になりやすいのは、関節が男性よりも柔らかくできていて、筋力も弱いという事が関係しているようです。
また、女性が履くことも多いストッキングも外反母趾を悪化させたり、進行させたりしてしまう要因の1つとされています。

子供も外反母趾になる

外反母趾になるのは大人だけではありません。
時代の変化やライフスタイルの変化に伴って、子供の足にも大きな変化が起こり、外反母趾にもなりやすくなっているのです。
子供の外反母趾は若年性外反母趾と呼ばれていて、子供の大人と同じ痛みがあらわれるのです。
外反母趾で足裏に異常をきたすと、子供でも生活習慣病になったり、下痢や便秘、引き篭もり、うつも含む自律神経失調症などの重大な症状があらわれてしまいます。
成長過程にある子供の外反母趾は、肉体的だけでなく精神的にも異常をもたらしてしまうものですので注意が必要です。
成長期には足がどんどん大きくなる時期でもあるので、靴が小さくならないように常に親がしっかり気を使ってまげましょう。
それが外反母趾の予防にもなります。
ただ、10歳以下の子供の外反母趾の場合は、先天性の骨格異常や神経や筋肉の異常によるものが多いとされているので、歩行障害なども伴っているようでしたら、一度小児科や整形外科で診察してもらいましょう。

外反母趾を治すポイント

外反母趾は様々な症状があり、人それぞれになってしまった原因も違ってくるように、治し方もいろいろな方法があります。
しかし、大半の場合は自分の足にあっていない靴が原因で、外反母趾となってしまっているので、治すためにはまず靴を変えるという事がポイントとなります。
つま先の細い靴を履いての外出は、外反母趾になりやすいだけでなく、病状を進行させてしまう恐れもあり、とても危険なものとなっています。
ですので、なるべく足が圧迫されないように、広めにデザインされた靴を履く様にしましょう。
但し、余裕がありすぎても、足の指が動きすぎて病状を悪化させる恐れがでてきてしまうので良くありません。
履いた時に手の指が入るくらいのゆとりと、足の指を曲げた時に締め付けなれるような感じがしないような靴を選ぶと良いでしょう。
外反母趾になってしまったら、足の指を動かす運動をすることも大切です。

外反母趾の対策グッズ

手軽に外反母趾を対策するグッズにサンダルやサポーターなどがあります。
外反母趾を対策するサンダルは、指のところに突起がついていたりして、足の指が曲がらないように工夫がされています。
外反母趾用のサンダルは、かなり効果が高いとされている対策グッズで、なかでもお医者さんが考えたサンダルが人気となっています。
サポーターは、スポーツ選手などがつけているようなものを足の指に巻いて形を固定し外反母趾を治療するものです。
外反母趾用のサポーターは、シューズショップなどでも1,000円から3,000円くらいで販売されていて、比較的簡単にできる対策方法となっています
ストッキングの用に薄いサポーターもあるので、仕事などでハイヒールをどうしても履かなければならない人は、このようなサポーターを使うと良いでしょう。
外反母趾をサンダルやサポーターなどでの治療は、短期間で効果が出るものではなく、長時間かけてゆっくりと治療をしていくものになっています。
すぐに効果があらわれないからと諦めずに、焦らずにじっくりと外反母趾を治していきましょう。

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